画像はカットしたピザですが、フィンカーの飲み方もピザと同じく錠剤をカットして服用します。
AGA治療で病院から処方されるプロペシアってむちゃくちゃ高いですよね。年間で12万円くらいは覚悟しないといけません。
フィナステリド錠のコストを限界まで下げる方法にフィンカー(fincar)を四分割して飲む方法があります。一時期私もチャレンジしていた方法なのですが、リスクが伴うことから現在はフィナロイドという新発売された薬に切り替えています。
すでにフィンカーを分割して飲んでいる人、これからやってみようとお考えの方はフィナステリド量と副作用の関係について知っておいた方がいいです。
フィナステリドの上限は1日1mg
フィナステリド(プロペシア)の臨床試験では、フィナステリド0.2mgを3年間投与すると95%の人にAGAの進行が見られず、1mgを3年間投与すると98%の人にAGAの進行が見られませんでした。
- 0.2mgでも充分に効果を得られる可能性は高いが1mgの方がわずかに効果は増加する。
- それ以上は効果が上がる可能性は低く、副作用のリスクが増加していく
フィナステリドは最大でも1日1mgまで。0.2mg〜1mgの範囲で服用します。
フィンカーを4等分すると1.25mgになる
【問題】
フィンカーは1錠あたり5mgのフィナステリドが入っています。きれいに4分割すると1片のフィナステリドは何mgになるでしょう?
【式】5÷4=1.25
【答え】1片のフィナステリドは1.25mg
フィナステリドの上限量は1日1mgまでですが、4等分だと1.25mgになるのでそもそも1日の上限量1mgを超えちゃってます。
きれいにカットするのは激ムズ
フィンカーをきれいに四分割するのは至難のわざです。分割した4つすべてを同じ大きさにするなんてほぼ不可能だと思われます。
大きい欠片にはフィナステリドが2mgくらい含まれちゃっているかもしれません。反対に小さいものは配合量が少なくて効き目が落ちてしまう懸念があります。
大きさに違いがあると有効成分フィナステリドの摂取量が多すぎたり少なすぎたりバラバラになってしまいます。
フィナステリド量が上限を超えると危険?
フィナステリドは摂取量を増やせば増やすほど効果が上がるわけではないとされています。逆に副作用のリスクだけが増加してしまいます。
フィナステリド副作用と思われる主な症状は「性欲減退」「勃起障害」「精子の減少」「うつ病」「肝機能の低下」などです。深刻な副作用が出てしまうケースは極めて少ないようですが、リスクがある以上は決して無視できるものではありません。
薬はある一定の血中濃度の達すると効果が表れ、一定の濃度を超えると副作用のリスクが高まります。だから血中濃度をこの範囲内で一定に保つことが理想なのですが、フィナステリドの場合は0.2mg~1.0mgというのが血中濃度を範囲内に留めておく用量ということになります。
メリットが大きいがリスクも高い
錠剤の大きさがバラバラだと血中濃度が不安定になり、効果が思ったより薄れる可能性があるかもしれません。
[st-card id=487]
フィナステリドは成人男性専用で女性や子供は触れることすら良くないとされています。フィンカーを割るときに発生する粉が触れてしまうと何らかの影響が出るかもしれません。
しかしコストパフォーマンスが良いこと、服用している人の多くはきちんと効果が出ていることは事実です。
[st-card id=462]
確かにメリットも大きいので、これから服用をお考えの場合はリスクをきちんと把握したうえで服用すべきでしょう。
フィンカー以外ならどれに変えればいいか?
フィンペシアやフィナロイドの方が安全性は高いです。
フィンカーを分割するのがコスト的にはおそらく最安値だとは思います。でも1日あと10円、年間で4,000円くらい追加するだけでより安全なジェネリックを購入することができます。
フィンペシア
プロペシアのジェネリックとしてはおそらくこれがいちばん有名。今でも利用者数はかなり多いです。
フィナロイド
比較的最近発売された新しいジェネリック。オオサカ堂でも人気の商品になっていて最近フィンペシアから切り替えたという人が多い。ちなみに私も今はフィナロイドに切り替えています。